喋りなれてない人の考えてたこと

アイドルが好きです。 

憧れのセクシー異文化交流の話

"セクシー異文化交流"、この言葉はどこまで知られているのだろう。

この"セクシー"という言葉で次元を超えて繋がったヲタクの奇跡にわたしは強い憧れを持っている。

#セクシーデリバリー松本 から始まるセクシー異文化交流 - Togetter

 

始まりからこの現象を見ているわけではないため、わたしが気づいた頃には既に最盛期を過ぎていた。

しかし、自担のいる事務所のアイドルさんとアイマス界隈が繋がるという、私の命を救ったもの同士の越境に興奮をせざるを得なかった。

 

 

もとより、Pたちは異文化交流の名の下に様々な界隈と些細なきっかけから相互理解を深め、"アイドル"の解像度を上げてきた。最近でも、年間の優秀アニメを決定する投票で他作品と1位を争ったことで互いのアニメ・ゲームを履修しあうというムーブメントが巻き起こっている。


これのすごいところは公式のコラボではないところで自主的に行われているところだと思う。下手したら印象を悪い方向へと持って行きかねない危険性もはらんでいるため、細心の注意を払い、相手を見定め、適度な距離感で騒がなければならない。


その点、セクラバさんたちとは抜群の相性だったのではないかと感じる。

Sexy Zoneさんは音楽番組で過去に他事務所のアイドルさんとコラボし、相手方のヲタクからも伝説的パフォーマンスとの評価を得ている。そちらの界隈にも出入りしている者として、当時からヲタクのリスペクトの姿勢や程よいアピール力に感心していた。


"セクシー"というありふれた、少し人によっては嫌悪感を抱くかもしれないワードに情熱をもったアイドルさんがまさかこの世に2人いるとは。アイドルさんの情熱もさることながら、お互いのヲタクの"セクシー"への理解の深さも奇跡的な繋がりを生むきっかけだったと思う。

他界隈をも受容し、良さを認め合う姿はまさにセクシーの心そのものであった。

 

 

前述のとおり、このような行動は必ず成功するわけではない。相手方に一緒に盛り上がってもらえる確証はないし、もしかしたらどこかで考えすぎによるいがみあいが生じてしまうかもしれない。

でも、こんな形で推しの良さを語り合い、愛を広めていけば、アイドルさんにいつか幸せが巡り巡って訪れるのではないか。

出来ることなら国も次元も関係なく、ヲタク同士、そうでありたい。推しを増やすにはお金の余裕が必要だけど、せめて、好きを理解する心の余裕はもっておきたい。

 

わたしは絵や言葉にして考えていることを出力するのがとても苦手なので、推しの布教をできた試しがない。きっとこの界隈に刺さるであろう、推しをもっと色んな人に知ってほしいという気持ちばかり先走ってよく苦しくなる。

でもいつか異文化交流ができるのなら、素敵だと思ったところはちゃんと伝えたい。

そのいつかのために、セクシー異文化交流をもっと勉強して、布教力と受容力に磨きをかけていけるよう頑張ろうと思う。

 

 

成功例を示してくれたセクシーを大切に生きる人々へ感謝を込めて。